第六回ツインリンクもてぎオフ(その2)



それでは、2003年もてぎ ミーティング にて開催された
デルソルコンテストのエントリー車を紹介したいと思います〜



今回のコンテストにて、見事最多人気投票を得て優勝に輝いた
おみだんな さんのサンバグリーンデルソルです!
外装もさることながら、内装、そしてエンジンルームまでも見事に
ドレスアップされていました。

まずは言葉では表現しきれないこのデルソルのカッコ良さを
写真にてとくとご覧あれ!


ベースになっているデルソルは平成4年式のSiRのMT
サンバグリーンの色から分かると思いますが、トランストップです。


国内のデルソルに取り付けられているエアロパーツの多くは
無限やMSデザインのものなのですが、このデルソルでは
カミナリを中心にドレスアップが図られている事もあり、
国内ではあまり見かけない仕上がりとなっていますね。
それゆえに、数多くの見事のドレスアップが施されたデルソルが集った
もてぎミーティングの中でも異彩を放っておりました。

エアロパーツ
Kaminari(カミナリ)+MKスタイリング


エンジンルーム内で特に目立つのは黄色いプラグコード。
緑色のボディとのマッチングが見事に仕上がっていますね。
緑のデルソルはカエルというイメージがあるせいか、
このエンジンルームを見て「毒もってそう」という意見も聞かれました(笑)

エンジン・吸排気系
エンジン本体はノーマル
吸気系:RS秋元インテークパイプ+HKSパワーフロー
排気系:APEX GTスペックエキマニ+タナベ メダリオン
プラグコード:ノロジー ホットワイヤー(イエローケーブル)
D−Foce アースィングシステム(EK流用)
ST.MAY エアダンサー
DC SPORTS フロントタワーバー&バッテリータイダウン
メッキオイルフィラーキャップ(インテR純正流用)

ブレーキ関係
マスターシリンダーストッパー:クスコ


17インチのガンメタホイールがばっちり似合っていますが、
オーナーの おみだんな さんはあまり気に入っていないとか。
近い内に交換も検討されているそーです(^^ゞ

ホイール:WORK エスペリオ デザイン2 17×7.0JJ OFF+42
タイヤ:YOKOHAMA DNA−GP 205/40−17
サスペンション:TEIN HR


内装も外装にあわせて緑色に仕上げられていました。
少し離れて見るとボディカラーのサンバグリーンと同色に見えてしまうほど
似通った色の表皮で仕上げられており、統一感も抜群です。
何よりも、シートまでもボディ同色に揃えてあるコダワリが凄いですねっ!

内装
シート:ウィステリア(表皮張替え)


ステアリング:パインアップル
クイックシフト:カメラード EG2用
ELメータ
Autometer 3911
APEX RMS

オーディオ
ヘッドユニット:ADZZEST DRX−9255
アンプ:Xtant 202m
スピーカ:MB QUART PSC216


そしてトランストップも完全稼働。
トランストップの動作にも、ノーマルのデルソルには無い華がありますな〜(笑)

その他
真鍮製チルターギア(Beatさん多謝仕様)


ちなみにこれがデルソルコンテスト優勝賞品の黄金デルソルチョロQです(笑)
(ボディはガレージキットです)
グラデーションで仕上げた上にちゃんと墨入れまでしてあり
製作にはかなり手間がかけられています。
もちろん自走可能(笑)

そして何とシャシーにはデルソルのチーフエンジニア 繁 さんのサインが
日付と共に!
デルソルコンテストの優勝車にふさわしいトロフィーとなりましたね〜


タケ さんの黄色デルソルです。
MSデザインのエアロパーツを中心に、GTウイングやユーロテールを
組み合わせてスポーツコンパクトに仕上げられていますね。
しかし、何よりもこのデルソルの最大の特徴は黄色にオールペンされている事でしょう!
やっぱり黄色はデルソルに似合いますね〜

ボディ関連
Fリップスポイラー&サイドステップ&リアアンダースポイラーは、MSデザイン
GTウイング(海外製らしいです。山口の、るぱんさんから譲っていただきました)。
フロントバンパー フォグ有り>フォグ無し(冬はフォグ有りバンパー使用)Hエンブレム、パテ埋め
ユーロテール ジェネレーション2
ロアアームバー フロント&リア SPOON


エンジンルームはオールペン前の色である赤が残っていますね。
むしろその赤色がエンジンルームを彩っています〜

エンジン系
トップフュエール製、零1000チャンバー
ノロジーホットワイヤー(黄)
BERU シルバーストーンプラグ(6番)
自作アーシング


室内は外装と同じく黄色のアクセントでドレスアップしていますね。
メーターのボード部も黄色で塗装されているところもポイント高いです。

内装系
ELメーター(海外製)、メーターダイアルパネル塗装(ボディ同色)、
黄色のシフトブーツ&サイドブレーキブーツ、
インテR用シフトノブ、ステアリングはMOMO
スパイダー、左右レカロシート
コンポ KENWOOD Z919(MP3対応)+P707
パワーアンプ カロッツェリア
スピーカー カロッツェリア


ホイールは無限CF−48です。
私はこのホイールがデルソルに取り付けられている所をはじめて見ましたよ。
実は14インチのタイプでしてスタッドレスタイヤ専用のホイールだそうです。
(無限CF−48には15インチのタイプもありますよ)
それにしても、このホイールはユーロテールのジェネ2と印象が似ている事もあってか
このデルソルに見事に似合っていましたよ。

足回り系
ホイール&タイヤ
夏は、TSW VX−1+NITTO NT450(205 40 17)
冬は、無限 CF−48+BSブリザックMZ−03(185 65 14)
無限CF−48は、ブレーキキャリパーに干渉する為、
フロントのみ5oのスペーサー使用

ショック&サス
デルソルノーマルショック+サイバーCR−X用のノーマルバネ使用
(前のオーナー曰く、デルソルはサイバーよりも重いので、
丁度いい感じに車高が落ちるとか・・・)



YUZY さんのデルソル (ふまじめ×3)YUZY号 です。
青いボディに黒ボンネット(カーボン製)と大型のGTウイングが調和されていますねっ
リア部のチェッカーフラッグのステッカーも目立ちます〜

ボディ
F:FEEL'Sカーボンストラットタワーバー
R:SPOONストラットタワーバー(アルミ)
発泡ウレタン(サイドシル注入)

ライト類
ヘッド:レイブリック702K
アクセサリ:ドレスアップ用の青いやつ

エクステリア
DSpeed3次元GTウィング
FEEL'Sカーボンボンネット
CUSCOオフセットナンバープレート



YUZY号に取り付けらているリップスポイラ-はカーボン製というだけでなく、
形の方もちょっと変わっていまして、リップウイングと呼んだ方が似合いますね。
バンパーサイドにあるインテーク穴も上手くドレスアップされていて
凄く効果が高そうに見えますね(笑)

エクステリア
DTMカーボンリップスポイラー
バンパー中央部金網化
バンパーサイドインテーク穴

足廻り
FEEL'Sダンパーキット
ピロアッパーマウント(クスコ)
バネレート  F:4.4kg  R:3.5kg

ホイール: PIAAナカシマレーシング
タイヤ :ADVAN NEOVA 195/55R15
FEEL'S リアキャンバーアジャスター
リアホイールスぺーサー(5mm)

ブレーキ ローター:APロッキード製スリット入りローター(F)
     APロッキード製純正形状ローター(R)
パッド:D.speed G2パッド(F) D.speed G1パッド(R)



内装は、追加メーターが多く取り付けられてレーシーに仕上げられていますね。
そしてオーディオはデルソル乗りの憧れである2DIN化が施されています!

インテリア
MOMOステアリング(RACE)
FEEL'Sアルミシフトノブ
RAZ0スポーツペダル(アクセルのみ)
A'PEXiスーパーAFC(ディスプレイのみ)
Defiスポーツメーター
Defi水温計
Defi油温計
A'PEX RSM+Gセンサー
オーディオ2DIN化(アゼストのネオン管付き)


エンジンルームはこんな感じです。
外観に恥じないチューニングという事が見ていても感じられます。
とはいえ、私はチューニングについてさっぱりですので(^^ゞ
詳しくは下記の詳細を見てくださいませ〜

トップフューエルの零1000チャンバーは結構多くのデルソルに取り付けられていますね。
これだけ多くのデルソルに搭載されているという事は
やはり取り付けた事で効果があるんでしょうね。
奇抜な形状という事もあってエンジンルーム内でもとても目立ちますよ。
しかしながら、断熱材を巻かれた状態の零1000チャンバーは
この車で初めて見ました〜


吸排気系
エアクリーナー: ZERO1000パワーチャンバー(断熱材付)
マフラー: TANABE GPOWERメダリオン
エキマニ :FEEL'Sエキマニ(4-2-1)(サーモバンテージ巻き)
etc 遮熱版
サイクロン(ZERO1000内)

エンジン
ハイカム(IN、EX)交換
強化バルブスプリング
ヘッド面研
ポート研摩
強化タイミングベルト
カムプーリー
スロットルボディ大径化
インマニ大径化
エンジンマウント インテR用流用

コンピューター: APEX'iV-AFC

冷却系
N1用ハイプレッシャーラジエターキャップ
アルミインテークダクト
サムコラジエターホース
無限ローテンプサーモ
レッドラインウォーターウェッター

点火系
ノロジーホットワイヤー
HKSイリジウムプラグ(S45i)9番

駆動系 フライホイール(純正25%軽量)
インテR純正流用クラッチ一式

その他
アーシング城山スペシャル


ちゃみ さんの2代目黒デルソル ダイオキシン号です。
一見するとノーマルの様に見えてしまうこのデルソルですが、
各所に「あれ!?」と思わせられる点が数多く存在し、
実はその通りでして、中身にはかなり手が加えられております〜(笑)
取り付けられた赤エンブレムは伊達ではありませんね。


ボディ補強
Fタワーバー: SPOON
Rタワーバー :SPOON
Fロアアームバー: SPOON(イザというとき装着)
Rロアアームバー: SPOON
フロントパフォーマンスロッド: K1ファクトリー

サイドシル:発泡ウレタン注入 BELCO
リアクロスメンバー:発泡ウレタン注入 ペンギンフォーム

外装系
FRPボンネット+ボンネットピン HONDA TWINCAM
リアスポイラー インテR(DC2)
輸出用スポットライト HONDA
赤バッチ インテR
バンパーカット(現在切れてない方装着) カッターで切断
ボンネット浮かし ワッシャー
モール取り外し

足回り系
アルミ:CE28(15-6.5JJ +35) RAYS
タイヤ:RE01 BRIGESTONE
ショック:OHLINS PCV(Cリング) OHLINS
バネ(フロント):S.TECH(HARD) 7.5kg TEIN
バネ(リア):S.TECH(HARD) 4.9kg TEIN
アッパーマウントブッシュ OHLINS
Fロアアームブッシュ 無限
Rアッパーアーム インテR 98Spec
Rロアアーム インテR 98Spec
トレーリングアームブッシュ 無限
Rスペーサー(3mm)
ブレーキ系 Fブレーキパッド:NA-M ENDLESS
Rブレーキパッド:NA-M ENDLESS
Fスリット入りローター ENDLESS
ブレーキホース APP
マスターシリンダーストッパー 不明


デルソルコンテストではどうしてもチューンドぶりよりも
ドレスアップの方が重視されていた傾向があり、
かつチューニングの詳細が会場では紹介されなかった事もあって
ダイオキシン号が玄人受けするエントリー車となっていましたね(^^ゞ
見た目は比較的ノーマルに近い状態?でしたしね。
その分、このレポートでばっちり紹介しますので
デルソルのチューニングに興味のある方はぜひ参考にしてくだいませ!

ちなみにエンジンルームはこの様になっています。
ボンネットはホンダツインカムのFRP製のものの為、ボンネットを開けると
裏側の未塗装部分が見えて、FRP製という事が実感できますねっ


オイルフィラーキャップ HONDA TWINCAM
エンジン位置下げ加工 K-SHIFT
トルマリンで作る何か ふしみさんより

吸排気系
POWER INTAKE A'PEXi
エアダンサーR ST.MAY
エアダクト BB1号より
エキマニ(4-2-1)+バンテージ 無限
マフラー 柿本

冷却系
アルミ2層ラジエター SPOON
ハイプレッシャーラジエターキャップ SPOON

駆動系
タイプRエンジンヘッドカバー HONDA
カムシャフト(IN&EX) インテR 98Spec
スライドスプロケ JUN
エンジンマウントブッシュ 無限
LSD シビックR
クラッチ シビックR
フライホイール シビックR
クラッチホース SPOON
シフトリンケージブッシュ 無限


内装系
ステアリング MOMO
EVO2(フルバケ) sparco
エアシートサポート sparco
シートレール sparco
ペダル 無限
アイボルト溶接 K-SHIFT
4点ハーネス(3インチ) Sabelt
タイプRシフトノブ HONDA
タイプRシフトブーツ HONDA
MDヘッドユニット KENWOOD
CDチェンジャー KENWOOD
スピーカー KENWOOD

電気系
e-manage "TRUST
(K-SHIFTにてセッティング)"
HDDナビ carrozeria
セキュリティシステム CARMATE
レブスピードメーター+Gセンサー A'PEXi
VFC-Pro(水温計・油温計) BILLION
アースィング CRAFT
アースィング 城山スペシャル
HotWire NOLOGY
イリジウムプラグ NGK


もともとは純正のリアスポイラ-が取り付けられていたのですが、
インテR用のリアスポイラ-を取り付けるにあたって残ってしまった
純正リアスポの穴をこの様に処理されていました。
パテによる穴埋めやシール貼りなどの処理方法が一般的ですが
この処理方法もドレスアップにもなって良いですねっ

その他
トランク開閉室内スイッチ ヒロ@鈴鹿さん
アルファホーン ミツバ
ピカチュウ (笑)


Show さんの白デルソルです。
マニュアルトップのSiRでして、フロストホワイトにオールペンされています。
詳しくは聞きそびれてしまいましたが、
実は数多くのインテRパーツが搭載されており、
改造認定も行われている車両だったりします〜


エンジンルームはこの様になっています。
前のボディカラーであった赤が、デルソルのタイプR感をよりいっそう
引き立てていますね〜
エンジンはインテグラタイプRのものを搭載しているそうです。
トップフューエルの零1000チャンバーは
先端のエアクリーナーを別のものに交換しているみたいですね。


外観はボディカラーが白色である事意外はほとんどノーマルですね。
唯一見受けられるエアロパーツとしては
インテRのリアウイングが取り付けられているといったところでしょうか?
銀色でM'sステッカーも貼り付けられていました〜

ちなみにデルソルですが、日本では後期型にのみ白(フロストホワイト)
の色が設定されていますが、海外ではアクセサリーライトのある
前期型にも白が設定されていたりします。
そんな訳でして、逆輸入されているデルソルがあるとすれば
オールペンではない前期型の白色も存在する事になりますので
白い前期型は全てオールペンされたものとは一概に言えないのですよ〜


ハンドルのホーン部には 田中むねよし氏のデルソルイラスト付きのものが
取り付けられていました。
実はこのイラスト、なんとオーダーメイドでして
よく見てみるとボディが白いだけでなくエンブレムも赤くなっていました。
注文すれば希望の色を作ってくれるという事は聞いた事がありましたが
エンブレムの色などの細かい注文も聞き入れたとは知りませんでしたよ。

あと、ドアには反射板が取り付けられており
夜間時のドアをあけた時の安全性向上が図られていました〜
こういうちょっとした気配りが、大きな事故を防ぎますねっ


セコデル さんの黒デルソルです。
何かとパーツを探すのが大変なVXiをベースに
様々なチューニングがほどこされているデルソルですよっ
(SiRはシビック共用パーツなども多く、比較的パーツを見つけやすいのに対して
VXiやVGiはパーツの絶対数が少なく、探すのに苦労するのですよ)
あまりお金をかけない様にいじっているそうです。

プラグコードはホットワイヤーの希少なD15B用の物が取り付けられています。
これはオークションでなんとか入手する事が出来た一品とか。

プラグはデンソーVK20、エアクリはホンダツインカム製
バルブ PIAA 4150K
タワーバーはフロントにDC2の純正品
リアはクスコのものが装備されています。

室内
ハンドル atc 赤皮ディープハンドル
CDデッキ ナカミチの6連チェンジャー一体型
スピーカー フロント:ケンウッドのツィータ、
リア:アゼストSR163


ホイールはワタナベのレプリカ 赤ホイールが取り付けられており
タイヤはファルケンのアゼニス
(15インチ6.5jjオフセット+45,195/55R15)

マフラーはテールエンドを切断してマフラーカッターを溶接し
二本だしになっているそうです。
またデルソルにはおなじみのフェリオリップもう装着されていますよ。


そして、駐車場にてシートを外し、シートレースを何やらいじっている
セコデル さんの姿を発見!
そういえば、シートも交換されているみたいでしたね。
もっとしっかりと聞いておけばよかったなぁ。


写真は2002年度のものです


デルソルのチーフエンジニア 繁 さんの黄色デルソルです。
オールペンされたデルソルという事で、コンテスト会場に誘導され
うやむやの内に無理やりデルソルコンテストに参加させられてしまいました(笑)

黄色もちょっと薄めの黄色でして、何かといえばパステルカラーの黄色に
近い印象をうけますね。
ホイールカバーもボディと同色に塗装され、黄色っぷりも125%アップですよ〜

やっぱり、デルソルの開発者の方がデルソルに乗ってくれているというのは
オーナーとしてもなんだか嬉しいですね〜(^^)/
しかしながら、繁さんのデルソルは今回うっかり撮影し忘れてしまいました(涙)
そんな訳でして、写真には去年のものを使用させてもらっています〜m(_)m


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