仕様によるルーフ形状の違い



マニュアルトップ仕様ルーフ

トランストップ仕様ルーフ


どれくらいのデルソル乗りの方が、正確にマニュアルトップ仕様とトランストップ仕
様を外観だけで見分ける事ができるでしょうか?
オープン状態であれば、チルターユニット部の有無(リアピラーにあり)で判断でき
ますが、クローズ状態であれば外観だけでその違い見分ける事が難しいといえま
すね。
唯一の違いといってもいい点がリアウインドウのステッカーで、トランストップ仕様
には「TRANS TOP」のステッカーが貼られているといった点ぐらいでしょう。
もしそのステッカーが剥がされていた場合、どちらの仕様であるかを外観だけで
判断するのは無理かもしれないですね。

しかし、デルソルのマニュアルトップとトランストップとの違いは、リアステッカーだ
けではなかったのです。
実はなんと、ルーフの形状が微妙に違うんですよ。
上の写真をよく見て下さい。右と左とで、微妙に形が違うのが分かると思います。
左側がマニュアルトップのルーフで、右側がトランストップの画像なんですが、溝
の形状の違いが判断できるますね。

この事実により、今までデルソルがマニュアルトップかトランストップかを判断する
には、外観ではリアウインドウにある「TRANS TOP」の有無しかないと言われて
いたのですが、ルーフの溝形状で判断をする事が可能となったのですっ!
まぁ、ルーフ形状の溝の違いで仕様を判断できるからといってどうなるものでもな
いのですが、またひとつ奥深いデルソルの謎が解明されたとっいった所でしょうか
?(笑)

さて、なぜこのようなルーフ形状の違いがあるのかといいますと・・・実ははっきり
した理由は私には分かりません(^^ゞ
私が考えるに、マニュアルトップのルーフは材質がアルミ製である為にスチール
製であるトランストップ用のルーフとは加工性が違うので、あの様な形になったの
ではないでしょうか?
アルミの加工性の問題から、トランストップ用ルーフの溝とマニュアルトップ用ル
ーフの溝の角度が違うのでしょう。。
もしかすると、NSXで培われたホンダの誇るアルミ成形技術が、デルソルのマニ
ュアルトップ用ルーフには生かされていると言う事がもしれませんね。

余談ですが、材質を利用した仕様の判別方法として、ルーフに磁石がつく方がト
ランストップ、磁石がつかない方がマニュアルトップです(笑)
デルソル乗りの中に多分使う人はいないと思いますが磁石取り付けタイプのスキ
ーキャリアはマニュアルトップ用のルーフには取り付ける事ができないので気を付
けて下さいね。
まぁトランストップ仕様にしてもルーフの幅の問題や固定強度の問題から磁石固
定用のスキーキャリアは取り付け不可能であると思いますけどね(^^;



戻る