「ユーザーの不満と満足」
より引用


ダイヤモンド社の「CAR and DRIVER」誌の「ユーザーの不
満と満足」のコーナーでは、私の知っている限り過去に2度デルソルが
取り上げられています。

1994 OCTOBER − 10日号
1996 APRIL −26日号

の2冊です。
本当はユーザーの感想までこのホームページに掲載してしまいたいので
すが、そこまで引用するとさすがに問題があると思うので控えますが、
もし興味のある方がみえましたら、古本屋等で上記の号を探してみて
下さい。
同サイズの車である為か、2冊ともロードスターといっしょに掲載され
てます。ユーザーの感想を見比べてみるとなかなか面白いですよ。
はっきりと好みが別れているの事が分かります(笑)


さて、以下「CAR and DRIVER」誌からの引用です。



AT:MT比率

ユーザー平均燃費

人気ボディーカラー

1994

52:48

市街 9.7km/l
高速 14.8km/l

キャプティバブルーパール

1996

57:43

市街 10.5km/l
高速 13.3km/l

ボーグシルバーメタリック




1994の総評

平均満足度 92.8%

ライトウェイトスポーツの代名詞的存在だった初代&2代目から
オープンカーの新しい価値観を提唱するファンカーへと変貌を遂
げたCR−X。
オーナー6名からその真価を聞いた。
両グレードとも低回転域でのトルク不足を嘆くオーナーが多かっ
たが、ユーノス・ロードスターと同様に「圧倒的なパワーで流す
車ではない」とあっさりかわすオーナーがほとんどだった。
流して走る楽しみを味わうという位置づけを持つようだ。
オープンカー感覚の開放感とCピラーを持つクーペの安心感との
融合が独自の雰囲気を作っていて、ほぼ全員がそれを評価してい
た。
調査に協力していただいた6名中2名がすでに乗り換えていたが
、クルマ自体に問題を抱えていたわけではない。
ただ「不人気車」との指摘からリセールバリューを心配して早め
に手放したというオーナーもいた。
どの世界でも新境地を切り開く先駆者の風当たりは強いのだろう




1996の総評

平均満足度 95.8%

CR−Xデルソルの最大の魅力は、なんと言ってもトランストッ
プにある。
このオープンルーフの存在は、メーカーのコンセプト「オープン
カーの快適さと、セダンの剛性と快適性」を確かに両立させてい
る。
しかしSiRのオーナーが口々に「面白い」と感嘆しているのは
、爽快さと剛性と快適さより、むしろ丸山さんの「ガンダムみた
い」であり、細川さんの「遊び感覚」といった言葉の中にあるの
ではないか。
CR−Xのユーザーとなる人は、その遊び感覚を身につけた人た
ちである。だからこそ必然的に満足度は高いのであろう。
しかし現実は「面白い車が普及していない」。
それは遊び心を持ったドライバーが少ないからだともいえるのだ
。CR−Xは新しい価値観を提示するが、それをキャッチするの
はドライバー自身なのである。


ちなみに、この満足度ってディーラーの対応もかなり影響してく
るんですよね。
よく、「車自体の満足度は100なんだけど、ディーラーの対応
があまりにも不親切だったので満足度は70です。」
なんてコメントをよく見かけますよ。
満足度って車の出来だけでなく、ディーラーの対応も大きな要因
なんですね。
いいカーライフを送るには、いいディーラーを見つける事も大切
なんですね〜

雑誌記事の引用にあたり、快くご承諾下さった「カーアンドドライバー」編集 部様
本当にありがとうございました。