メーターパネルの外し方



コンビネーションメーターの外し方、及びダイヤルプレートの交換方法を紹介します。
ただ単にコンビネーションメーターを外すという事に役立つだけでなく、メーターに来
ている配線から電源を取ったり、メーターパネル付近がガタつくので一度分解してガ
タつきを解消させたいといった事などにも利用できるので、憶えておいて損はない作
業です。


まずは、作業スペースを広げるためにハンドルの位置を下げます。
ハンドルの下側に固定レバーがありますので、そのレバーを下げてハンドルを下側
に引っ張ればハンドルの位置を下げる事が出来ます。


次に、メーターバイザーを取り外します。
メーターバイザーの下側に2箇所のネジで取りつけられている以外は、クリップによ
るはめ込みなので、ネジを取り外した後はメータバイザーを手元に引っ張ってやれ
ば取り外す事が出来ます。
ただし、スイッチ類の配線が繋がったままなので、あるメーターバイザーをある程度
引っ張り出したらスイッチ配線の接続部分を取り外してください。
メーターバイザーを外す時に勢いあまって引っ張り出しすぎてしまい、配線を切って
しまわない様に十分注意してください。
それから、メーターの透明なカバーを押しつけすぎて割ってしまわない様にする事に
も作業全体を通じて気を配って下さいね。


メーターバイザーが外れたら、次はメーターの固定ネジを外します。
メーターの固定ネジは上と左右の3箇所にあります。左右のネジ位置については、
落とすとパネルの内側に入り込んでしまう位置にある為、落とさない事を十分に注
意しながら作業する事が必要です。
ここを外す時は、磁石付きのドライバーを使用した方がいいかもしれません。
ネジが外れたら、コンビネーションメーターを手元に引っ張ってやれば、パネルから
外す事が出来ます。


コンビネーションメーターを引っ張り出した状態では、まだメーター関係の配線が繋
がったままになっているので、配線を外してやる必要があります。
配線はコネクターを外してやれば簡単に外す事が出来ます。
ちなみにSRSエアバック装備車両の場合は、エアバック配線(黄色い保護テープで
巻かれている)は絶対に傷つけないで下さい、またエアバック配線を外す時はバッ
テリ―を外して3分以上たってから行う事が必要です。


配線が外せたら、コンビネーションメーターをダッシュボードパネルより取り出してや
ればOKです。ハンドルの位置を下げてあればこれといった干渉もなく簡単に取り出
せます。
コンビネーションメーターを取り出す事が出来たら、次はダイヤルプレートの外し方
を紹介します。
ダイヤルプレートを取り出すには、コンネーションメーターを分解しなければなりま
せん。コンビネーションメーターは1つのネジで固定されている以外は、その周囲を
クリップと取りつけていますので、ドライバーなどでひとつひとつ外していけばカバー
を外す事が出来ます。
カバーを外す時に、走行距離のリセットボタンが引っ掛かりますが、これは引っ張っ
てやれば簡単に外れます。取りつける時は、逆に押し込んでやれば元に戻す事が
出来ますが、距離はリセットされます。


コンビネーションメーターのカバーを外す事が出来たら、後はダイヤルプレートを取
り外してやれば完了です。
ダイヤルプレートを外して何ができるという訳ではないのですが、ダイヤルプレート
を好みの色に塗装したり、シールを貼り付けておくなどといったドレスアップが出き
る様になりますので憶えておいても損はないでしょう。カバー内にいつのまにか虫が
入り込んでしまった時なども、自分で取り出す事が出来る様になります(笑)
コンビネーションメーターの照明に色をつけて、独特のメーターパネルを演出してみ
るというのも、面白いかもしれません。
ぜひ色々なアイデアを出して、オリジナルなドレスアップを楽しんでみて下さい。


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