デルソルのホーン交換



もしかして気が付いている方も見えるかもしれませんが、実はデルソルのサイ
赤デルをちょっといじりました。前からなさけない音と思っていました、ホーンを
交換してみたのです。

標準のホーンは車体右前方のバンパー内に1個だけ付いております。
これを良い音のダブルにしようと思いました。実は単車(ゼファー)のホーンもク
ルマ用のダブルに交換してあり、ボッシュの小型のカタツムリの様な、リレーハ
ーネスキット不要と言う物を付けているのですが、これが音質と言い音量と言い
素晴らしかったので、今回も同じ物を購入してきました。
作業はバンパー前面の空気取り入れ口とバンパー下面の穴から行い、面倒な
バンパー脱着は必要有りませんでした。
ホーン内に雨水が入らないように配慮し、クチを下面に向け装着しました。
2個目の装着位置は左前面の対応する位置です。
デルソルのホーンは2線式で、しっかりしたコネクターでホーン本体に接続して
ありましたので、コネクター近くで切り、平端子を圧着し、分岐して2つのホーン
に持って行く用にしました。
純正は3Aですが、ボッシュの物は4Aが2台ですので少し心配でしたが、ゼファ
ーでも問題無く使えていましたので大丈夫と判断しました。

接続を完了し鳴らしてみますと、音質は良いのですが音量が純正1コタイプにも
劣ります。
単車ですと、放音口が直接外部に向かっているため、十分な音量が得られてい
ましたが、バンパー内に納めると内部で鳴動するため十分な音量が得られない
様です。放音口の向きを変えてみたりしましたが、やはり音量には不満が残り
ました。

そこで、今度は大きめな、カタツムリでは無いタイプ(フライパンみたいなヤツ)
のアヤシそうなメーカーの物を購入して来ました。取り付けようとすると、さすが
に大きく、バンパーの空気取り入れ口に引っかかります。
そこで、金具に取り付けるネジをヤスリで5mmほど削って、入れました。
配線を取り付け、鳴らしてみると、音質はボッシュの物に劣ると感じましたが十
分な音量でした。
ところが何回か鳴らしてみているうちに、片方が鳴らなくなってしまい、テスター
で当たったところ、ホーン本体の導通が有りませんでした。
また、取り外して、分解し、内部の接点を点検して組み直したのですが、この時
に、部品間のスペーサーがボール紙で出来ている事を知りました。
さすがアヤシい安価な製品と関心しました。
で、音は出る様になったのですが、説明書には出来るだけリレーを使えと書い
て有るし、抵抗を当たるとやはり非常に低いし、ボール紙のスペーサーも気に
なって、またまた外しました。

で、今度は、以前仲間から貰ってあった、ニッサン純正のダブルホーンを持ち
出し、これを付けてみる事にしました。
しかし、これは1線式だったので、勝手に標準の2線式は、プラス、マイナスで
来て、プラスで切るのだろうと思って、このマイナスを遊ばせ(マイナスはボディ
から金具を介して)、プラスを接続したところ、ホーンスイッチに関係無く鳴り出
しました。
2線式はマイナスでスイッチングしていたのでした。無知でした。
で、結局このホーンは使えませんでした。

ここは一つ、初心に返って、まじめにリレーを使おうと、カーショップへ行きまし
た。
ここでも知らなかったのですが、リレーと言うと、マイナスコモンで、プラスで操
作回路をコントロールする物ばかりでした。あきらめ、建物の盤で使うミニパワ
ーリレーでも付けようかと思ったところ、ちゃんとしたホーンリレーとハーネスの
キットを見つけました。

プラス電源はバッテリー側から直接取り(ヒューズ付き)、リレーを介しホーンへ
持って行きました。
標準のホーン電源のプラマイ2線ははリレーの操作回路(マグネット)に接続し
、ホーンのマイナスはボディから取りました。
配線をチェックし、アヤシい大音量のホーンを装着し、鳴動させてみると問題無
く動作しました。
ハーネスを振動等で破損しない様に保護し結束し完了しました。
なお、ホーンのボール紙のスペーサーは水濡れが心配でしたので、分解しプラ
カラー(こだわりの赤)で塗装しました。

結局、3,000円ほどの安いホーンで済むつもりが、2セット目の購入とリレー
ハーネスなどの用意で10,000円ほどかかってしまいましたが、なんとか良い
カンジのホーンになりました。


寄稿 ニコニコトシチャン さん


戻る